東京・品川区長選再選挙が告示 6氏の争いに 5氏が再立候補

品川区長選の再選挙に立候補し、第一声を放つ6人の候補者。届け出順に(右上から)石田秀男氏、村川浩一氏、森沢恭子氏(右下から)西本貴子氏、石田慎吾氏、山本康行氏=いずれも27日、東京都品川区
品川区長選の再選挙に立候補し、第一声を放つ6人の候補者。届け出順に(右上から)石田秀男氏、村川浩一氏、森沢恭子氏(右下から)西本貴子氏、石田慎吾氏、山本康行氏=いずれも27日、東京都品川区

東京都の品川区長選の再選挙は27日、告示され、いずれも無所属新人で、元区議の石田秀男氏(63)=自民推薦▽元大学教授の村川浩一氏(75)=共産推薦▽元都議の森沢恭子氏(44)▽元区議の西本貴子氏(62)▽元区議の石田慎吾氏(43)=国民推薦▽元銀行員の山本康行氏(46)-の計6人が立候補した。票が割れた10月2日の区長選と同数となり、このうち5人が再度の立候補。再選挙も混戦が予想される。

同区では、これまで約半世紀にわたり区職員出身の区長が続いてきた。今回の区長選は、新たな区政の方向性を決める選挙となる。

立候補を届け出た後、6人はそれぞれ区内で第一声を放った。

石田秀男氏は午後1時ごろ、大井町駅前で出陣式を行った。「もう一回チャンスをいただいた」と述べ、推薦を受ける自民党の区議を6期務め「区政を支え牽引(けんいん)してきた」経験を前面に、国政や都政とのパイプの太さを訴えた。

村川氏は午後2時ごろ、大井町駅前で街頭演説。福祉や教育の拡充を掲げ、年金生活者への支援金給付や小中学校の給食費無償化などを公約した。また「コロナから命を守る」として、保健所機能の強化などを訴えた。

森沢氏は午後3時ごろ、大井町駅前で第一声。「これ以上、区長不在の空白期間を生じさせてはいけない」とし、前区長の浜野健氏の区政方針「継承と発展」を掲げ、地域経済の活性化、防災や教育・福祉の整備拡充を訴えた。

西本氏は正午ごろ、区役所近くの街頭でマイクを握った。再選挙について「こんなチャンスはない。いろんな反省をする期間ができた」と強調。全区民への1万円の給付のほか、若者向けの家賃助成や将来的な大学の誘致などを掲げた。

石田慎吾氏は午前10時半過ぎ、五反田駅前で第一声。国民民主党代表の玉木雄一郎氏が駆け付ける中、「決め手のない候補者たちが再選挙に出たところで何も変わらない」とし、羽田空港新飛行ルートの見直しなどを掲げた。

山本氏は正午過ぎ、大井町駅前で出陣式。地元の衆院議員、松原仁氏のほか立憲民主党都連会長の長妻昭氏らが応援に立つ中、民間出身を強調し「しがらみのない区政」を掲げた。情報公開の徹底や行政のデジタル化を訴えた。

同時に告示された区議補選(欠員2)には、新人6人と元職1人の計7人が立候補した。党派別では自民、国民、共産、生活者ネット、諸派が各1人で、ほか無所属が2人。

いずれの選挙も投票は12月4日に区内43カ所で行われ、区立総合体育館で即日開票される。選挙人名簿登録者数は33万8996人(11月26日現在)。

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