「ああっ」歓喜から一転 コスタリカに敗戦で日本ファンため息、DJポリスは早々撤収

【サッカーカタールW杯2022】日本対コスタリカ戦のパブリックビューイングの会場で観戦するファン。ゴールが決まらず肩を落とす。=27日午後、東京都文京区のJFAハウス(鴨志田拓海撮影)
【サッカーカタールW杯2022】日本対コスタリカ戦のパブリックビューイングの会場で観戦するファン。ゴールが決まらず肩を落とす。=27日午後、東京都文京区のJFAハウス(鴨志田拓海撮影)

サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会グループリーグ第2戦で27日、コスタリカに0-1で惜敗した日本代表。強豪ドイツを破った初戦の「ドーハの歓喜」から一転、唯一許した枠内のシュートが失点となる勝負の怖さを思い知らされた。遠く離れた日本でサムライブルーのユニホームに身を包んだサポーターは大きなため息をついたが、2大会連続の決勝トーナメント進出がかかる次のスペイン戦に気持ちを切り替え、選手らにエールを送った。(塔野岡剛、末崎慎太郎)

試合終了のホイッスルが鳴ると、日本代表選手は苦悶(くもん)の表情を浮かべながら、ピッチに崩れ込んだ。同じころ、日本でイレブンを応援していたサポーターらも顔を覆った。

東京都文京区のJFAハウスのパブリックビューイング(PV)会場では、子供ら90人が熱戦を見守った。声援は敗戦濃厚になるにつれ小さくなっていったが、試合終了のホイッスルをモニター越しに聞くと、「惜しかった!」「スペイン戦で頑張ろう」と選手たちを励ます声が上がった。

店外までサポーターがあふれていたのは無料のPVを開催した東京・渋谷の「渋谷PARCO(パルコ)」の飲食店。「ニッポン!」「ニッポン!」。会場では試合開始と同時に日本コールが起こったが、先制点を許すと、歓声は一気に「ああっ」という悲鳴に。観戦を終えた大学4年、池間敦也さん(22)は「次は強豪のスペインが相手だが、失うものはない。勝利を信じている」と期待を込めた。

コスタリカ戦終了後の渋谷スクランブル交差点で声をあげるDJポリス=27日午後、東京都渋谷区(松井英幸撮影)
コスタリカ戦終了後の渋谷スクランブル交差点で声をあげるDJポリス=27日午後、東京都渋谷区(松井英幸撮影)

一方、東京・渋谷のスクランブル交差点では、混乱に備え歩行者を誘導する警察官「DJポリス」が出動したが、想定されたような大きな盛り上がりはなく、試合終了後1時間足らずで撤収した。

友人とスポーツバーなどで観戦していた横浜市の大学3年、星大悟さん(21)は「ドイツに勝って期待していただけに残念」と話し、家路についた。

日本、終盤に一瞬の油断 主将吉田のクリアミスから痛恨失点

会員限定記事会員サービス詳細