北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞 は27日、金正恩党総書記が娘と共に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の開発に携わった科学者らと記念撮影をしたと伝え、19日に初めて娘として報じられた少女が金正恩氏に付き添う15枚の写真を掲載した。娘に「尊貴な お子さま」と敬称を付けており、権威付けを図っている。
金正恩氏は記念撮影の場で、核攻撃能力の拡大に「引き続き拍車をかけなければならない」と伝えた。記念撮影の日時は伝えられていない。
韓国政府は写真の少女を、金正恩氏と李雪主夫人の間に生まれたとの情報がある3人のうち第2子の「ジュエ」さんとみている。27日の写真で少女は記念撮影参加者に手を振ったり握手をしたりし、この日は動静が報じられなかった李夫人のような役割を担っている。(共同)
金正恩氏の娘、初めて北朝鮮メディアに ICBM「火星17」発射