中国当局、サッカー中国代表前監督を法律違反の疑いで調査

中国の国旗(ロイター)
中国の国旗(ロイター)

【北京=三塚聖平】中国共産党の湖北省規律検査委員会などは26日、サッカー中国代表の前監督、李鉄氏(45)が重大な法律違反の疑いで調査を受けていると発表した。李氏は昨年12月まで中国代表監督として、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選で指揮を執っていた。

中国メディアは、サッカー中国代表監督の経験者が当局の調査を受けるのは初めてと伝えている。李氏は今月前半にコーチの研修会に参加するため遼寧省大連市を訪れ、そこで突然連行されたという。当時、李氏の連行に関する発表はなく、中国の交流サイト(SNS)では「突如として消えた」などと安否が心配されていた。当局は、調査内容など具体的なことについては明らかにしていない。

李氏は現役時代に中国代表として活躍し、欧州でのプレー経験もある。現役引退後は指導者に転じ、2020年から21年に監督として中国代表を率いていた。

中国は、W杯カタール大会への出場を逃している。中国のSNSでは「中国チームの監督はW杯に参加するのでなく、調査を受けている」といった嘆きの投稿も目立つ。

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