4年に1度の祭典、サッカー・ワールドカップ(W杯)には、思わぬ出会いや感動があるものだと実感する出来事があった。
先日、試合観戦のためカタールの首都ドーハにある「974競技場」を訪問。エレベーターで記者席に向かっている途中、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」のスーツを身にまとった4人組の男性が乗り込んできた。
現地取材記者のカタールこぼれ話
「かっこいいな」とぼんやり眺めていると、アルマーニ集団の一人が、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏だと気づいた。
指揮官時代と比べ、かなりふくよかになっていたが、間違いなくあの「ザック」だった。