サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で1次リーグE組の日本は25日、冒頭15分以降を非公開にして練習を行った。23日のドイツ戦で、左太もも裏に違和感を訴えて途中交代したDF酒井宏樹(浦和)は別調整し、27日のコスタリカ戦の欠場が濃厚となった。
トレーニングを終えて取材に応じた酒井は「もちろん痛みはある」と複雑な表情。次戦を欠場する可能性について問われると、「現実的にはそうでしょうが、(森保監督と)まだ話をしていない。もちろん、行けといわれれば行く」としながらも、「自分としては大会期間中にしっかり戻って来られるようにしたい。そこは全力でやりたい」と話した。
一方、右太ももに違和感を抱えている冨安健洋(アーセナル)も、2日連続で別メニュー。勝てば決勝トーナメント進出が決まる可能性もある次戦へ、森保監督は守備の再構築を求められそうだ。