重症肺炎治療研究でCF 目標2千万円 国際プラットフォームの国内運営費に

聖マリアンナ医科大=川崎市宮前区
聖マリアンナ医科大=川崎市宮前区

新型コロナウイルスなどの重症市中肺炎の治療研究に取り組む世界の研究者らが作る大規模国際研究プラットフォーム「REMAP-CAP(リマップキャップ)」の日本国内の運営・維持費を集める「クラウドファンディング(CF)」が行われている。目標額は2千万円で、日本事務局を担う聖マリアンナ医科大救急医学での症例管理費などにあて、日本での重症市中肺炎の治療法研究の促進につなげていく。

「REMAP-CAP」は世界中の医療者が協力し、重症市中肺炎の最適な治療法の早期発見を目的に活動している。複数の研究を同じプラットフォームで実施するため、効率的な取り組みが可能とされ、聖マリアンナ医科大救急医学の藤谷茂樹教授らが参加する。

日本事務局の運営は有志の医師や研究者が捻出した資金頼みとなっているといい、継続的な活動を行うために10月6日、CFサイト「READYFOR」を通じた資金集めを開始した。今月30日を受付の期限とし、24日昼時点で約580万円が集まった。目標額に達しない場合でも寄付金は活用する。

藤谷教授は「世界に追いついていかないと日本の医療も国際競争に負けてしまう。世界的な権威が集まるプラットフォームで日本からも有益な情報発信ができるように何としても頑張りたい」と述べ、協力を呼びかけている。

会員限定記事会員サービス詳細