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ドイツ戦 効いた三笘投入、攻撃分厚く 柱谷哲二氏

ドリブルで攻め上がる日本・三笘薫=23日、ハリファ国際競技場(蔵賢斗撮影)
ドリブルで攻め上がる日本・三笘薫=23日、ハリファ国際競技場(蔵賢斗撮影)

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグで23日、日本がドイツを下した試合は、これ以上ない素晴らしい結果だった。2-1で後半ロスタイムを迎えるのは、自分たちが同じドーハでイラクと引き分け、W杯出場を逃した1993年のW杯米国大会アジア最終予選最終戦と同じ。最後は「やめてくれ! 終われ!」と言いながら見ていた。ひょっとしたらドーハの〝神様〟が僕たちのことを覚えていて、「あの時は悪かったね」って助けてくれたのかもしれない。

前半の内容は良くなかったが、1失点にとどめてハーフタイムを迎えたのが大きい。システムを3バックに変更した後半は最終ラインでボールを動かせるようになり、前線にパスを供給できるようになった。ドイツも懸命にプレスをかけてきたが、ピンチをしのいだ後に相手の足が止まり、そこから攻撃的選手を次々と投入して主導権を握った。森保監督は勝負どころでよく決断したと思う。特にドリブル突破のできる三笘に対しては相手がとびこめないので、その分、全体を押し上げて分厚い攻撃ができた。彼の存在はめちゃくちゃ効いていた。

ただ前線からのプレスは4バックだった前半からでもかけられたはずだ。そうすれば守備のリズムが生まれ、ショートカウンターで仕掛けられた。次のコスタリカ戦ではもう少し早く機能させてほしい。(元日本代表主将)

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