「第41回東西書展」が日本橋浜町の好文画廊で開催

「第41回東西書展」が11月23日から27日まで、東京都中央区日本橋浜町の好文画廊で開催されている。

東西書芸会は、第四代産経国際書会理事長を務めた伊藤欣石さんが創始した会で、現在は40代半ばの鈴木曉昇(産経国際書会専管理事)さんが会長を務め、新鮮な息吹が展覧会場にみなぎる。会長は、中央に筆二本で渇筆を効かせた大字「孟母斷機」、前後5行に流麗な行草細字を配し、理知的な文言に余情を潜ませる。望月暁云理事長は行草の七言二句を悠然と、安蒜欣青副会長は一字書の「山」、初代会長譲りの一字書では横溝景陽常任理事の「夢」が印象深い。他に沈彊、荘司欣水、中井庭峰、伊藤牙城さんなど41名が出品。初代会長の「安眞」、「星」の二作が特別出品された。

今回展のテーマは「覧古考新」。前漢の歴史書『漢書』にある言葉で、「気品と伝統を保持しながらも、新しい作品を生み出す」ということのようだ。会場には、漢字行草を主体に隷書、篆書、かな、詩文書、大字書と個性的で多彩な作品が出陳されている。東浦暁舜さんの4曲半双の屏風に紺地金泥でしたためた「魏徴詩・述懐」も文字通り人生意気に感ずるところだ。一階では王鐸、趙瑞図、王献之、千字文(楷・隷)、伊都内親王願文、関戸本古今集など古典・古筆の臨書作品が陳列され秀逸であった。(川浪惇史)

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