弁護士が依頼者への和解金400万円超横領 容疑で逮捕 神戸地検

相続財産の分割に関する示談交渉で依頼者の30代男性に支払われた和解金約420万円を横領したとして、神戸地検特別刑事部は24日、業務上横領の疑いで、住所不詳、兵庫県弁護士会所属の弁護士、堀寛(かん)容疑者(58)を逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は令和2年5月~3年12月、いずれも神戸市内で計4回にわたり、示談交渉の和解金として相手側弁護士から現金計約530万円を受け取り、このうち約420万円を横領したとしている。横領した金は、自己の目的のために使い込んでいたという。

被害者の男性から相談を受けた県弁護士会が今年6月、地検に刑事告発していた。堀容疑者は他の依頼者とも金銭を巡るトラブルを抱えていたといい、地検は関連を調べる。

堀容疑者は、今年1月以降、懲戒請求に対する調査を行う綱紀委員会への無断欠席を繰り返したなどとして、県弁護士から計4回、業務停止3カ月などの懲戒処分を受けている。

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