サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表の初戦となるドイツ戦を翌日に控えた22日、東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」で雄のコツメカワウソ「たいよう」が、勝敗占いで「日本勝利」を予想し、サムライブルーにエールを送った。
両国の国旗と「引き分け」を貼った三つのバケツが用意され、たいようは日本の青いバケツにボールを入れた。
飼育スタッフの高村直樹さん(45)は「たいようが選んでくれたので、私も勝利を信じたい。日本はチーム一丸となってドイツを倒してほしい」と話した。
高村さんによると、手先が器用なコツメカワウソの特徴を生かし、バケツを使った予想方法を採用した。たいようは小さなゴム状のサッカーボールを抱えて最初はドイツ国旗が貼られた赤いバケツの方向に向かったが引き返し、直後に日本のバケツに近づいて寄りかかり、両手で放り込み「ゴール」を決めた。