京都・大徳寺 寺宝特別展示と茶会を11月25日から開催

山門の金毛閣
山門の金毛閣

京都市北区にある臨済宗の名刹・大徳寺で、寺が所有する国宝や重要文化財の絵画などを鑑賞し、1席15人限定の茶会を体験する特別企画が11月25~27日の3日間行われます。併せて改修工事中の方丈(国宝)の様子や通常非公開の山門の金毛閣(重文)、法堂(重文)などを見学することができます。

寺宝の一部公開

方丈は住職の住居や法要を行う場所です。大徳寺では、令和2年から約7年、総工費9億円をかけて方丈の半解体修理を実施しており、修復事業への協力を募るために茶会を企画しました。また、毎年10月に行っていた寺宝の虫干しが修復期間中はできなくなったため、この機会に寺宝の一部を公開することにしたということです。

方丈の改修工事現場も見学できます
方丈の改修工事現場も見学できます

公開されるのは、日本美術史に大きな影響を与えた中国の禅僧で画家・牧谿(もっけい)が描いたと伝えられる「龍虎図」(重文)をはじめ、大徳寺を「本朝無双之禅苑」とたたえた後醍醐天皇直筆の文書「後醍醐天皇宸翰御置文」(国宝)、羽柴秀吉が政治的理由から描き直しを命じたとされる狩野永徳の「織田信長公象」など約20点です。

後醍醐天皇の直筆の文書「後醍醐天皇宸翰御置文」(右)
後醍醐天皇の直筆の文書「後醍醐天皇宸翰御置文」(右)
狩野永徳による織田信長公像
狩野永徳による織田信長公像

茶会と寺宝展は、有栖川宮家から移築された書院の瑞雲軒で行われます。 境内の建物の拝観はツアー形式でスタッフによる解説があります。 (田中幸美)

法堂の雲龍図は狩野探幽35歳の時の作品
法堂の雲龍図は狩野探幽35歳の時の作品
牧谿による観音猿鶴図は、前期の12日~14日のみの展示になっています(すべて田中幸美撮影)
牧谿による観音猿鶴図は、前期の12日~14日のみの展示になっています(すべて田中幸美撮影)


≪開催概要≫

【会期】2022年11月12日(土)~14日(月)、25日(金)~27日(日)

午前10時、正午、午後2時の3回

【会場】京都市北区紫野大徳寺町53の「大徳寺」

【参加費】2万3000円

【主催】京都春秋

【HP】https://kotonarijuku.kyotoshunju.com/experience/675.html

【予約と問い合わせ】075・231・6415(京都春秋)


あなたへのおすすめ

産経新聞社のイベント

注目イベントニュース

新着ニュース

ピックアップ

お知らせ

関連リンク