尼崎市長選敗北「地道な活動足りなかった」 維新・吉村共同代表

記者団の取材に答える日本維新の会の吉村共同代表=21日午後、大阪府庁
記者団の取材に答える日本維新の会の吉村共同代表=21日午後、大阪府庁

20日に投開票された兵庫県尼崎市長選で、日本維新の会新人が無所属新人に大差で敗れたことを受け、吉村洋文共同代表は21日、「われわれの力不足に尽きる。まだまだ地力が足りないということだ」と大阪府庁で記者団に述べた。

市長選は、稲村和美市長(50)が後継指名した無所属の前市教育長、松本真氏(43)が7万5253票を獲得し初当選。維新公認の社会福祉法人理事長、大原隼人氏(44)は4万8144票にとどまり、約3万票の差がつく結果となった。

吉村氏は「地方選挙は地方における実績、地道な活動が非常に重要。尼崎における愚直な活動が不十分で力不足だった」と指摘。松本氏を自民党と立憲民主党が支持し、共産党が支援した「維新対非維新」の構図についても「自民から共産まで一致団結すれば選挙は強い。そこを超えるだけの地道な活動が足りていなかった」と語った。

維新は来春の統一地方選の目標として、地方議会で現有の約1・5倍にあたる600議席の獲得を掲げており、尼崎市長選は前哨戦に位置づけていた。

吉村氏は統一選への影響について「大きな影響はないと思う」としながらも「力不足を真摯(しんし)に受け止め、地道な活動を展開するのが必要だ」と述べた。

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