花田紀凱の週刊誌ウォッチング

(900)『新潮』長井秀和氏の「暴露」は必読

お笑い芸人の長井秀和さん(原田史郎撮影)
お笑い芸人の長井秀和さん(原田史郎撮影)

今週は『週刊新潮』(11月24日号)が充実、他誌を圧している。

「初の『東大天皇』悲願の『紀子さま』が焦燥 『悠仁さま』〝赤点危機〟で赤門赤信号⁉」

「岸田乱心『官邸崩壊』で『茂木幹事長』の野望」

「『長井秀和』が明かす『創価学会』と『政治』『献金』『二世』」

「自殺濃厚『村田兆治』ひとりぼっちの寂寥(せきりょう)」

どれも読みたくなるタイトルだが、おすすめは「『長井秀和』―」。

〈「間違いないっ!」のキャッチフレーズで一世を風靡(ふうび)したお笑い芸人〉の長井氏は〈熱心な学会員家庭に生まれ(中略)かつて学会の広告塔として公明党の選挙応援にも駆り出されていた自称〝創価エリート〟〉

〈学会がいかに噓(うそ)にまみれているかを知って〉脱会した長井氏の話は説得力十分だ。

1年1度の財務(献金)の額は〈おおむね収入の1割が目安〉〈うちの両親でもすでに総額で数千万円の寄付をしている〉〈高額な学会専用の仏壇を3基も購入していて、仏壇関連だけで約2000万円。統一教会の〝100万円の壺(つぼ)〟なんて安すぎて、多くの学会員はピンと来ないんじゃないでしょうか〉

統一教会叩(たた)きに狂奔しているメディア関係者必読。

『新潮』はよく皇室ネタを取り上げ、プロのテクニックを駆使してギリギリの線をついてくる。〝赤点危機〟の実情はお読みいただくとして、結論は、

〈「いまの悠仁さまに求められるのは立派な学歴ではなく、立派な人格を身につけ、将来の天皇のご自覚をお持ちになること(中略)受験校での生活において、これからの時代に相応(ふさわ)しい帝王学を学ばれ、将来のお立場についてお考えになるゆとりがあるのか、心配」(小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授)〉

『新潮』以上にタイムリーだったのが『ニューズウィーク日本版』(11・22)。

サム・ポトリッキオ氏(同誌コラムニスト、ジョージタウン大学教授)の「なぜ民主党は『赤い波』を防げたのか」の分析は鋭い。

(月刊『Hanada』編集長)

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