【ワシントン=坂本一之】米通商代表部(USTR)は18日、中国の王文濤商務相とタイUSTR代表がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれたタイ・バンコクで会談したと発表した。
両氏は2国間貿易やAPECの枠組みなどについて協議。タイ氏は「米国と中国の間で開かれた対話を維持することの重要性」を強調した。
バイデン米大統領は14日、インドネシア・バリ島で開いた中国の習近平国家主席との会談で、経済協力などを巡って両政府高官らによる協議を定期的に開いていくことで一致した。
同首脳会談で合意したブリンケン米国務長官の訪中については、2023年初めを予定している。