ロシア、ベラルーシの会員資格無期限停止 ウクライナ侵攻でIPC

スピーチするIPCのアンドルー・パーソンズ会長=北京(共同)
スピーチするIPCのアンドルー・パーソンズ会長=北京(共同)

国際パラリンピック委員会(IPC)は16日、ベルリンで臨時総会を開き、ウクライナに侵攻したロシアと支援したベラルーシの会員資格を無期限で停止する処分を決めた。2023年後半に予定の総会で制裁解除の可能性は残るが、24年パリ・パラリンピックへ影響する可能性も出てきた。

IPCの加盟義務を順守できないことが処分理由。投票はロシアを資格停止する動議に賛成64、反対39(棄権16)、ベラルーシの資格停止は賛成54、反対45(棄権18)だった。両国は異議申し立てをすることもできるが、資格停止により競技活動など全てのIPC会員としての権利を失う。

侵攻開始後に開幕した3月の北京冬季大会では、一度は国名などを使わない「中立」の立場で個人資格による出場を認める決定をしたが、多くの出場国が対戦拒否やボイコットの意向を示したことを受けて一転撤回した。

IPCのパーソンズ会長は「重要な問題で決断を下すことが大切だった。ウクライナでの紛争が一刻も早く終わることを願い、祈っている」とコメントした。(共同)

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