岸田首相、ロシアを非難 ポーランドミサイル着弾で

G20サミットを終え、取材に応じる岸田首相=16日、インドネシア・バリ島(共同)
G20サミットを終え、取材に応じる岸田首相=16日、インドネシア・バリ島(共同)

【ヌサドゥア(インドネシア・バリ島)=田中一世】岸田文雄首相は16日、ウクライナに隣接するポーランド東部に着弾したミサイルの発射元について「さまざまな見方がある」と指摘した上で、「そもそもウクライナ各地でロシアによるミサイル攻撃が続いている中で、今回の爆発が起こった」との認識を示した。訪問先のインドネシア・バリ島で記者団に語った。

発射の実態については「ポーランドによる調査の状況を引き続き注視をしていきたい」と述べるにとどめた。

首相は同日、ミサイル着弾を受けて開かれた先進7カ国(G7)と北大西洋条約機構(NATO)の緊急首脳会合に出席し、「大変憂慮している」などと発言した。また、海洋進出を強める中国を念頭に「ウクライナ情勢は国際秩序の根幹に関わる問題であり、インド太平洋の安全保障と不可分」と訴え、「G7、NATO、有志国の連携、協力を一層密にしていきたい」と呼びかけた。

首相発言全文「核使用は人類に対する敵対行為」

会員限定記事会員サービス詳細