海軍人事から見た連合艦隊司令長官(5)相つぐ戦死、殉職2022/11/11 10:00有料プラン記事月刊「丸」あの戦争から今へ反応昼なお暗き密林の中に眠る山本五十六長官機の残骸。一式陸攻の尾部、垂直尾翼=ブーゲルヴィル島ブイン郊外(パプアニューギニア)(別冊「丸」・平成8年2月=戦争と人物⑲「連合艦隊司令長官」収載)昭和十八年四月十八日、山本五十六連合艦隊司令長官は南太平洋・ブーゲンビル島のブイン方面視察に赴く途次、米軍戦闘機群の待ち伏せ攻撃をうけ機上戦死、搭乗機は墜落し、全員戦死した。この件は厳秘に付せられ、五月二十一日にいたって初めて公表された。その後任者として、横須賀鎮守府司令長官であった古賀峯一(こが・みねいち)大将が、四月二十一日付で親任された。