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共通テストで新設の情報 ポイントは「家庭学習」

大学入試センター試験に臨む受験生ら=1月14日午前、東京都文京区の東京大学(福島範和撮影)
大学入試センター試験に臨む受験生ら=1月14日午前、東京都文京区の東京大学(福島範和撮影)

大学入試センターが9日、令和7年1月実施分から7教科21科目に再編される大学入学共通テストの問題例を公表した。このテストからはプログラミングなどを通して論理的な思考力を問う「情報Ⅰ」が試験科目に加わる。最初の受験世代となる現在の高校1年では今年4月から授業がスタート。すでに「情報Ⅰ」の共通テスト受験を必須とする方針を打ち出している大学も多いが、まだ教科に対するなじみは薄い。家庭学習は学力の底上げに重要な役割を果たすため、生徒だけでなく保護者も科目の特性を把握する必要がありそうだ。

9日に公表された「情報Ⅰ」の問題例では、スマートフォンのカメラをかざして情報を読み取る「2次元コード(QRコードなど)」が取り上げられた。コードに含まれる情報量とサイズの関係を考えさせる問いには、「復元能力」「誤り訂正」などの専門用語が並び、知識や学習経験がなければ尻込みしそうだ。

「難しいのかどうか、ピンとこない」。東京都目黒区の会社員、森田あづささん(44)は設問に目を通すと、不安そうに話した。一方、私立高1年の長男、尚緒(なお)さん(15)は「学校で始まったプログラミングの授業は難なくこなせている。授業をしっかり受けていれば解けそうだ」と手応えを感じていた。

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