官製談合の疑いで元岩国市職員を逮捕 山口県警

山口県警は9日、同県岩国市が管理する施設の改修工事を巡り、契約金額の情報を業者に漏らすなどしたとして、官製談合防止法違反などの疑いで、元市会計年度任用職員、新本章二容疑者(72)=岩国市由宇町神東=と、塗装工事会社役員、武藤洋史容疑者(79)=岩国市御庄=を逮捕した。

県警は9日、市役所を家宅捜索。2人の認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は共謀し、令和2年の5~7月、新本容疑者が市管理の公共施設の外壁改修工事2件を武藤容疑者の会社に受注させるため、見積書に記載する金額を武藤容疑者に指示し、武藤容疑者が指示通りの金額を記載した見積書を提出し、公正な契約を妨害したとしている。

県警によると、工事には他に武藤容疑者の意を受けた2社が見積書を提出したが、武藤容疑者が示した金額が最も安かった。2件の工事をそれぞれ77万円、117万7千円で受注したという。

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