東北から九州まで各地の古墳の魅力をアピールする「全国古墳サミット」が今月19日午後1時から、堺市堺区のフェニーチェ堺で開かれる。同市の仁徳天皇陵古墳で昨年に行われた発掘調査についての報告などが行われる。10日まで参加者を募集している。
当日は、仁徳天皇陵古墳について宮内庁担当者が解説。さらに、東北最大の前方後円墳で知られる宮城県名取市の雷神山古墳(墳丘長約170メートル)▽巫女(みこ)など精巧な人物埴輪(はにわ)が出土した群馬県高崎市の保渡田(ほどた)古墳群▽宮崎県西都市の西都原(さいとばる)古墳群などについて、地域で取り組む保全や活用状況が報告される。
申し込みは、10日までに堺市のホームページか往復はがきで。定員1700人で先着順、無料。問い合わせは同市世界遺産課(072・228・7014)。