維新と共闘、立民の地方組織は困惑

全国幹事長・選対責任者のオンライン会議で発言する立憲民主党の泉代表=28日午後、東京・永田町の党本部
全国幹事長・選対責任者のオンライン会議で発言する立憲民主党の泉代表=28日午後、東京・永田町の党本部

立憲民主党は28日、来春の統一地方選に向けて全国幹事長・選対責任者のオンライン会議を開いた。地方組織側からは、臨時国会で進む日本維新の会との共闘に困惑の声が上がった。泉健太代表は「党のスタンスはぶれない」と理解を求めた。

維新が拠点とする関西圏の組織は「選挙などでテンション高く戦っている。国会共闘は分かるが、きちんとバランスを取ってほしい」と要望。大串博志選対委員長によると、維新との選挙協力に発展する可能性を問う質問はなかったという。

泉氏は統一選に関し「地域からうねりを起こしていきたい。力を結集して取り組む」と強調。執行部側は、女性候補者の比率4割を目指して積極擁立を進める方針を説明した。

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