スピードスケート女子のエース、高木美帆(日体大職)が28日、東京都内で取材に応じ、11月からのワールドカップ(W杯)転戦に向け「また違うことにチャレンジして、今までできなかったことにも挑戦したい」と新たな体制での海外遠征へ抱負を語った。
高木は有力選手が集まるナショナルチームを離れ、今季から個人で活動する。遠征も集団行動ではなくなり「慣れていない分、大変なこともあると思うが、全ての経験を蓄積していきたい」と前向きに語った。
この日はスポーツと音楽の発展に取り組む人材を表彰する服部真二賞の授賞式に出席した。「大変光栄で、身の引き締まる思い。この賞を糧にして、また進んでいきたい」と述べた。