文句なしの沢村賞、山本「もっといい投手になる」

色紙を手にポーズをとるオリックスの山本。2年連続2度目の受賞を果たした(球団提供)
色紙を手にポーズをとるオリックスの山本。2年連続2度目の受賞を果たした(球団提供)

オリックスの山本由伸投手(24)が24日、シーズンで最も活躍した先発投手を表彰する「沢村賞」に選出された。文句なしの2年連続受賞。山本は「シーズンを通して一番いい成績を残した先発投手に贈られる賞というイメージ。素直にうれしく思う」と喜びを語った。

大切な試合のマウンドには常に背番号18がいた。3月25日の今季開幕戦は西武相手に8回無失点でチームの開幕戦連敗を10で止めた。9月17日の首位ソフトバンクとの3連戦初戦は完封勝利で逆転優勝への道を開いた。

「いつかやりたい」と話していたノーヒットノーランを6月18日の西武戦で達成。勝利、奪三振、防御率、勝率の「投手4冠」も史上初めて2年連続で成し遂げた。相手にとっては手のつけられない別格の投手といえるだろう。

突出した成績の原動力については「一日一日を大切にして真剣に練習、調整をして、毎試合必死に投げた結果だと思う」と語る。味方のエラーには動じないどころか、その野手にすぐに声をかける。謙虚さを忘れないことが人間的な成長にもつながっている。

来季以降については「もっといいピッチャーになるために、もっともっと野球と向き合いたい」。絶対的エースはさらなる高みを目指す。(鮫島敬三)

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