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パラ銀の唐沢、世界新 パラ金の道下は失格 東京レガシーハーフマラソン

男子視覚障害部門で世界記録を更新し記念撮影する唐沢剣也(右) =16日午前、国立競技場(萩原悠久人撮影)
男子視覚障害部門で世界記録を更新し記念撮影する唐沢剣也(右) =16日午前、国立競技場(萩原悠久人撮影)

東京パラリンピックのマラソンコースを活用した第1回の東京レガシーハーフマラソンが16日、東京・国立競技場発着で行われ、東京パラ男子5000メートル(視覚障害T11)銀メダルの唐沢剣也(SUBARU)が自らの世界記録を塗り替える1時間8分30秒で優勝した。女子視覚障害(T11)の井内菜津美(みずほフィナンシャルグループ)も1時間31分41秒の世界新記録で制覇。

東京パラ女子マラソン(視覚障害T12)金メダルの道下美里(三井住友海上)は伴走者が先にゴールしたため失格した。

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幻の世界新記録に 東京パラ金の道下

16日に国立競技場発着で行われた第1回「東京レガシーハーフマラソン」で、東京パラリンピック女子マラソン(視覚障害T12)金メダルの道下美里(三井住友海上)が、世界記録を上回る1時間23分34秒でフィニッシュしたが失格となった。伴走者が先にゴールする違反のためで、ゴール前の混乱も見られた。

道下は昨夏も伴走した経験豊富な志田淳さんと、トラック外側を走ってゴールに向かった。しかし他の参加者で混雑する中、内側で急にゴールテープが張られるなど混乱し、志田さんがフィニッシュラインを確認できずにゴールを越えた。

視覚障害の主要大会では、安全確保のためトラック外側で別にゴール地点が設けられる。志田さんは「私の責任」と話し、大会側に改善を申し入れた。道下は「こういうこともある。しっかり力はついている」と幻になったタイムに納得顔。

フィニッシュする木村敬一(左)=16日午前、国立競技場(納冨康撮影)
フィニッシュする木村敬一(左)=16日午前、国立競技場(納冨康撮影)

パラ競泳木村、完走に感慨

東京パラリンピック競泳男子100メートルバタフライの金メダリストで全盲の木村敬一(東京ガス)が、自身初のハーフマラソンを完走し「しんどかったけど、大歓声の中で走れるのは幸せと感じた」と感慨に浸った。

東京パラの盛り上がりを継続させようと挑戦を決意し、8月末から練習を開始。2時間23分2秒でゴールし、顔をしかめながらも「楽しい冒険だった」と振り返った。

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