高島屋京都店に専門店ゾーン併設 サブカルなど発信

高島屋京都店(左)に併設される専門店ゾーン(中央)の外観イメージ(高島屋提供)
高島屋京都店(左)に併設される専門店ゾーン(中央)の外観イメージ(高島屋提供)

高島屋と子会社の東神開発は11日、高島屋京都店(京都市下京区)の隣接地で増床工事中の区画を現代アートやサブカルチャーなどを発信する専門店ゾーンとし、来年秋に開業すると発表した。京都店と全フロア(地上7階、地下1階)で接続し、一体の「京都高島屋S.C.(ショッピングセンター)」となる。

京都店は令和元年12月から増床工事を行っている。専門店の併設は首都圏の日本橋や玉川などの店舗ですでに行っているが、関西では初の取り組みとなる。

専門店は3人のデザイナーがフロアごとに異なるコンセプトで設計。「アート&カルチャーを発信する館」として斬新な文化体験を提供するという。

高島屋の村田善郎社長はこの日の決算会見で「従来のシニア層に加えて、(スマートフォンなどに親しんで育った)Z世代にも支持される新しい店づくりを目指す」と述べた。

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