生きている山本五十六(2)父の味2022/10/9 10:00有料プラン記事月刊「丸」あの戦争から今へ反応連合艦隊旗艦「長門」艦橋の山本五十六司令長官と幕僚たち(月刊「丸」・昭和41年4月号収載)ある日のことであった。土浦の町で、兵隊が町の与太者から喧嘩をしかけられたり、若い兵が、ちょっと立ち寄った小料理屋で法外の金を取られたりした。こんなことから、とうとう下士官兵が、土浦の町にはいっさい外出しないこと、土浦在住の下士官はすみやかに町外に転ずることなど、いわゆる土浦をボイコットすることをやらせてくれ、と願い出たことがあった。山本五十六副長は、