日野自、エンジン不正で3取締役辞任へ 社長は続投、歴代トップに報酬返納要求

日野自動車本社
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日野自動車がエンジンの排出ガスや燃費試験のデータを改竄(かいざん)していた問題で、生産担当などの取締役3人が辞任する見通しとなったことが7日、分かった。他の経営幹部らの報酬減額などの処分も検討する。不正は少なくとも約20年前から行われており、歴代トップらに報酬の自主返納を求める方針。小木曽聡社長は報酬減額の上で続投する見通しで、企業風土改革など経営の立て直しに取り組む。

小木曽社長は同日午後、斉藤鉄夫国土交通相に再発防止策を報告し、記者会見を開いて説明する。国交省は9月9日に、道路運送車両法に基づく初の是正命令を日野自に出し、1カ月以内に再発防止策を報告するよう求めていた。

小木曽社長はトヨタ自動車出身で、令和3年2月に日野自の顧問となり、同6月に社長に就任した。一定の責任を取った上で、引き続き再建を指揮する。

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