錦絵や復員兵写真も 「鉄道と美術の150年」東京ステーションギャラリーで開幕

鉄道をモチーフにした美術作品とともに歴史を振り返る企画展「鉄道と美術の150年」=7日、JR東京駅の東京ステーションギャラリー
鉄道をモチーフにした美術作品とともに歴史を振り返る企画展「鉄道と美術の150年」=7日、JR東京駅の東京ステーションギャラリー

14日の鉄道開業150周年を記念し、JR東京駅の東京ステーションギャラリー(東京都千代田区)で8日から、鉄道をモチーフにした美術作品とともに歴史を振り返る企画展「鉄道と美術の150年」が始まる。来年1月9日まで。

明治5年の開業時に煙をたなびかせて走る蒸気機関車の錦絵や、明け方の夜行列車の客車内で喫煙してくつろぐ人々の油絵など、全国の美術館や大学から集めた作品を時系列で展示している。

写真も多く、終戦後の昭和21年に品川駅で満面の笑みを浮かべる復員兵を撮影したものや、平成16年の東京駅を特殊な技法でミニチュアに見えるように高所から写した作品もある。

入館料は一般1400円、高校・大学生1200円で中学生以下は無料。問い合わせは東京ステーションギャラリー、電話(03・3212・2485)。

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