東京のタクシー運賃値上げ、初乗り上限420円から500円に 11月中旬から適用

政府は7日、物価問題に関する関係閣僚会議で、東京(23区と武蔵野、三鷹両市)のタクシー運賃値上げを了承した。普通車の初乗り料金の上限が現在の420円(1・052キロ)から500円(1・096キロ)となる。国土交通省が近日中に公示し、11月中旬ごろから適用される見通し。

改定概要によると、これまでは普通車の場合233メートルごとに80円加算されていたが、改定後は255メートルごとに100円上がる。東京のタクシー運賃が改定されるのは、消費税増税時を除き平成19年以来。

国交省によると、タクシー事業は新型コロナウイルスの影響による利用客の減少や感染対策、燃料費の高騰などで収益率が悪化。乗務員の労働環境改善やサービス向上のためとして値上げの申請が出されていた。

関係閣僚会議は「値上げ幅が小さくない」として、消費者への丁寧な説明を事業者に求める政府方針を確認。また、値上げが乗務員の賃金向上などに適切に反映されているか継続的に監視するとしている。

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