日野自、経営陣ら処分へ 歴代社長ら報酬返納要求

日野自動車本社
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日野自動車がエンジンの排出ガスや燃費試験のデータを改竄(かいざん)していた問題で、経営幹部らの処分を検討していることが7日、分かった。不正は少なくとも約20年前から行われており、歴代社長らに報酬の自主返納を求めるとみられる。小木曽聡社長は報酬減額の上で続投する見通しで、企業風土改革など経営の立て直しに取り組む。

小木曽社長は同日午後、斉藤鉄夫国土交通相に再発防止策を報告し、記者会見を開いて説明する。国交省は9月9日に、道路運送車両法に基づく初の是正命令を日野自に出し、1カ月以内に再発防止策を報告するよう求めていた。

日野自は今年3月にエンジンの排出ガスなどのデータ改竄を公表し、8月に外部有識者による特別調査委員会の報告書を発表。国交省の調査に虚偽報告していたことが明らかになっている。

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