北極海氷、10番目の小ささ 深刻さ増す地球温暖化

北極海の9月18日時点の海氷の範囲(白い部分)。1981~2010年の平均(黄色い線で囲った部分)と比べると大幅に小さくなっている(米雪氷データセンター提供)
北極海の9月18日時点の海氷の範囲(白い部分)。1981~2010年の平均(黄色い線で囲った部分)と比べると大幅に小さくなっている(米雪氷データセンター提供)

今年夏の北極の最小海氷面積は、人工衛星による観測記録がある過去44年間で10番目の小ささだったと、米雪氷データセンターが6日までに発表した。最小面積の上位16位までは2007年以降の16年間に集中しており、深刻さを増す地球温暖化の影響がうかがえる。

北極の海氷は秋から冬に広がり、春から夏に解け、毎年9月半ばごろに最小になる。今年は9月18日に記録した467万平方キロだった。この夏は近年に比べて著しく減ったわけではなかったが、シーズン終盤に激しい縮小が起きた。

今年の最小面積は、1981~2010年の平均を155万平方キロ下回る。日本列島4個分に相当する。観測史上最も小さかったのは12年の339万平方キロ。

カナダ当局の情報によると、カナダ北部を通って欧州とアジアを結ぶ「北西航路」の海氷面積は、過去55年間で4番目に小さかった。(共同)

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