ノーベル平和賞に露、ウクライナの人権団体など選出

ベラルーシの人権活動家、アレス・ベリャツキー氏=2020年12月3日、スウェーデン・ストックホルム(スウェーデン通信=ロイター)
ベラルーシの人権活動家、アレス・ベリャツキー氏=2020年12月3日、スウェーデン・ストックホルム(スウェーデン通信=ロイター)

【ロンドン=板東和正】ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2022年の平和賞を、ベラルーシの人権活動家、アレシ・ビャリャツキ氏とロシアの人権団体「メモリアル」、ウクライナの人権団体「市民自由センター」(CCL)に授与すると発表した。

授賞理由については、ビャリャツキ氏と2人権団体が長年、「権力を批判し、市民の基本的権利の保護を促進」し、さらに「戦争犯罪や人権侵害、権力乱用の記録に傑出した努力を果たし、平和と民主主義にとって市民社会が持つ重要性を示した」と説明した。

ロシアによるウクライアン侵略が続く中、ノーベル賞委は、隣接する両国とベラルーシの3カ国で「人権と民主主義、平和的な共存を擁護する3氏をたたえたい」ともした。

ウクライナではロシア軍による民間人への無差別攻撃や虐待の疑惑が強まっており、今回の授賞は戦争犯罪の追及の後押しともなりそうだ。

会員限定記事会員サービス詳細