なでしこ、田中美の有言実行2ゴールでナイジェリア下す

ナイジェリア戦の後半、ゴールに迫る田中美(左端)=ノエビアスタジアム神戸
ナイジェリア戦の後半、ゴールに迫る田中美(左端)=ノエビアスタジアム神戸

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が6日、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸でナイジェリア代表と国際親善試合を戦い、田中美(INAC神戸)が後半に2ゴールをマークし、2-0で勝利した。

なでしこジャパンは3-4-3の新布陣で臨み、田中美はワントップで先発出場。前半はナイジェリアの執拗(しつよう)なプレスに遭って攻撃の組み立てがうまくいかず、なかなか前線にボールも集まらなかった。

全体の立ち位置などを修正してボールが回るようになった後半は格段に好機が増え、田中美自身も時折、下がってチャンスメーク役もこなした。後半19分に猶本(三菱重工浦和)の浮き球のFKに抜け出し、巧みなトラップから先制点。23分には杉田(ポートランド)が倒されて得たPKを決めて2点目を挙げた。

「結果が必要だと思って入った」と田中美。池田監督は「短い時間のトレーニングの中で3枚のDFラインでトライした。前半は選手たちは慣れていない部分が出たが、時間がたつにつれて安定して勝つことができた」と総括した。3バックの真ん中で安定した守りを披露した三宅(INAC神戸)は「無失点で終わったのは収穫。(攻撃の組み立てでは)最初はロングパスを多めにしたが、もっと距離感とかどうサポートするかとかを話し合っていきたい」と話した。

「神戸での試合なので、結果を残して(所属チームの)INAC神戸の試合にもお客さんに来てもらいたい」と話していた田中美。有言実行の活躍を示した背番号11は来年のワールドカップ(W杯)に向けて「まだ出場したことがない。出るだけじゃなく、メダルを持って帰りたいと思っている」と奮起を誓った。(北川信行)

会員限定記事会員サービス詳細