トヨタがEV生産再開 タイヤ不具合の改善策公表

トヨタ自動車のEV「bZ4X」
トヨタ自動車のEV「bZ4X」

トヨタ自動車は6日、タイヤ脱落の恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を実施していた電気自動車(EV)「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」の生産を再開したと発表した。不具合の原因究明が完了し、改善策を国土交通省に届け出た。bZ4Xはトヨタ初の量産EV。国内の定額利用サービスは10月26日から受注を再開する。

bZ4Xは急旋回や急制動を繰り返した場合にタイヤを取り付けるハブボルトが緩み、走行中にタイヤが脱落する可能性があることが判明。6月23日に国交省にリコールを届け出て、生産や販売を中止していた。

トヨタによると、不具合はタイヤの内側にあるホイールの加工とハブボルトの仕様が不適切だったのが原因。全車両のハブボルトを対策品、ホイールを良品に交換する措置を取る。

bZ4XはトヨタとSUBARU(スバル)が共同開発したEVで、トヨタの元町工場(愛知県豊田市)で生産。スバルは「ソルテラ」という車名で販売している。同社は7日から受注を再開する。トヨタはbZ4Xの車両は販売せず、グループ会社が定額利用サービスで提供している。

bZ4Xの不具合の判明から原因究明や改善策の公表まで3カ月以上の時間を要したことについて、前田昌彦副社長はオンライン説明会で「安全安心にかかわる機能で、仕様をどこまでみるのかというのもあった。EVだからという理由ではない」と述べた。

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