コロナとインフル流行「可能性極めて高い」 専門家

厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京都千代田区
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京都千代田区

新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織の会合が5日開かれ、脇田隆字(たかじ)座長ら4人が今後半年間に「コロナとインフルエンザの流行が発生する可能性は極めて高い」との見通しをまとめ、報告した。脇田氏は会見で「同時流行時の受診行動を分かりやすく示すことが重要」と述べ、検討を進める意向を示した。

報告書では、コロナとインフルのワクチン接種▽診断・治療体制の整備▽同時流行に備えた重症病床の確保▽定点把握を含むサーベイランス(監視)体制の再確認-の4点を求めた。

インフルは諸外国で高水準の流行がみられ、国境を越えた人の移動で輸入感染者が増えるとし、「国内流行が起きやすい条件が構築されうる」と指摘した。感染による免疫獲得者の割合低下が流行拡大につながる一方で、接触機会がコロナ禍前のレベルまで戻る可能性は低いとの見方を示し、流行規模の抑制要因に挙げた。

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