プーチン氏、国境付近で核実験計画の観測 NATOが警告、英紙報道

9月30日、ロシア・モスクワのクレムリンで演説し、ウクライナ4州の併合を宣言したプーチン大統領(ロイター)
9月30日、ロシア・モスクワのクレムリンで演説し、ウクライナ4州の併合を宣言したプーチン大統領(ロイター)

英紙タイムズは4日までに、ロシアのプーチン大統領がウクライナとの国境近辺で核実験を計画し、核兵器を使う意志を示そうとしているとの見方があり、北大西洋条約機構(NATO)が加盟国に警告したと報じた。ロシア国防省で核兵器の管理を担う秘密部門に関連があるとみられる列車がウクライナ方面に向けて動き出したとも報じた。

核弾頭を搭載可能な新型原子力魚雷「ポセイドン」を積んだロシアの原子力潜水艦「ベルゴロド」が北極海に向かい、ポセイドンの発射実験に向けた準備が進んでいるとの報道もある。

だがロイター通信は4日、NATO側は「ロシアの核態勢に変化はない」としていると伝えた。

タイムズ紙によると、軍事関係者は「プーチン氏がウクライナで戦術核兵器を使う可能性は否定できない」とした上で「国境に近いロシアの都市に誤って被害を与えかねない」と指摘。プーチン氏にとって、核兵器使用には重大なリスクが伴うとの見方を示した。

プーチン氏は領土防衛のため、核兵器使用の可能性を示唆している。(共同)

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