北朝鮮発射は中距離弾道ミサイル1発、内陸部からと韓国軍 日米韓連携を牽制

3月24日、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲17」型の試射を指導する金正恩朝鮮労働党総書記(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
3月24日、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲17」型の試射を指導する金正恩朝鮮労働党総書記(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイルについて、韓国軍合同参謀本部は、中距離弾道ミサイル1発で、北朝鮮内陸部の慈江道(チャガンド)舞坪里(ムピョンリ)付近から午前7時23分ごろ(日本時間同)、東向きに発射され、日本上空を通過したとの分析を明らかにした。ミサイルは太平洋上に落下したもようだ。北朝鮮が日本上空を越える形でミサイルを発射したのは2017年9月以来。

日米韓がミサイルの飛距離や高度、種類を分析している。北朝鮮は1日に日本海に向けて短距離弾道ミサイルを発射したばかり。9月25日、28日、29日にも短距離弾道ミサイルを発射しており、ここ10日間で5回目の発射。2日に1回の前例のない高頻度となっている。

日米韓は9月30日に日本海で米原子力空母が参加し、北朝鮮の潜水艦や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)への対応を想定した共同訓練を約5年ぶりに実施した。北朝鮮には対北連携を強める日米韓を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。

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