同友会の桜田代表幹事「日本落下に備えた説明を」 北のミサイル発射で政府に注文

経済同友会の桜田謙悟代表幹事
経済同友会の桜田謙悟代表幹事

経済同友会の桜田謙悟代表幹事は4日の記者会見で、同日朝の北朝鮮による弾道ミサイル発射について「金融市場は反応せず、政府も『最大限の強い言葉で非難する』と言うだけで、発射に変に慣れてしまった危険な状況だ」と警鐘を鳴らし、北朝鮮のミサイルが日本国内に今後落下する可能性は排除できないとして政府に万全の対策や国民への説明を求めた。

桜田氏は、北朝鮮のミサイル技術は「(世界の)最先端とは思えない」と指摘。不具合や何らかのミスで日本に落ちる事態もあり得るとして「万が一の場合にも国民を守れる仕組みを政府に説明してもらえれば安心できる」と述べた。

一方、4日に発足から1年を迎えた岸田文雄政権を巡り、岸田首相が掲げる「新しい資本主義」について言及。「日本をどういう国にしたいという全体像がまだ明確になっていない」と主張し、首相自らが明確に説明するよう求めた。

また、防衛費増額の財源として取り沙汰されている法人税の増税について「取りやすいところから取ると誤解されても仕方ない」とした上で「政府は財政を健全にするための提案をすべきだ」と苦言を呈した。(村山雅弥)

会員限定記事会員サービス詳細