福井県越前市長選で報酬約束、男に罰金40万円

昨年10月の福井県越前市長選で初当選した山田賢一市長陣営の運動員に違法報酬の支払いを約束したとして、公選法違反(買収約束)の罪に問われた近藤勉被告(72)に、福井地裁は4日、求刑通り罰金40万円の判決を言い渡した。

河村宜信(よしのぶ)裁判長は判決理由で、遊説活動全般を担当していた被告は、運動員に「当選すればいいことがある」などと述べ、追加の報酬を示唆したと指摘。「選挙の公正を害した程度は無視できず、刑事責任は軽くない」と非難した。

判決によると、昨年9月25日、越前市で、1日1万5千円の法定上限額を超える報酬を支払うと車上運動員の女性に約束。同10月上旬、この女性と共謀し、複数の車上運動員に上限を超える報酬の支払いを約束した。

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