捜索ボランティア「無事祈ることしかできない」 松戸女児不明

子供とみられる遺体が見つかった江戸川の現場周辺=4日午後、千葉県市川市(萩原悠久人撮影)
子供とみられる遺体が見つかった江戸川の現場周辺=4日午後、千葉県市川市(萩原悠久人撮影)

千葉県市川市内を流れる江戸川で4日午後、子供とみられる遺体が見つかった。千葉県警によると、9月23日から行方不明になっている松戸市の小学1年、南朝芽(さや)さん(7)の靴などが発見された場所から約14キロ。着衣はTシャツとズボンに裸足で、性別は女性という。県警の捜索を見守った近隣住民は表情を曇らせ、これまで捜索に参加したボランティアは朝芽さんの無事を祈った。

現場付近の河川敷は、草むらが広がっている。東京都側の川沿いにはマンションなどが建っている。

遺体が見つかった江戸川の川幅は広い。国土交通省江戸川区河川事務所によると、遺体が浮いていた付近の川幅は約170メートルという。橋がかかり、東京側からも多くの人が訪れる。

この日、犬の散歩をしていた東京都江戸川区に住む60代の無職女性は「近くの放水路で流れが分かれるので、流れが行ったり来たりしている。(松戸から)流された可能性もあると思う」と語った。

遺体はブルーシートに覆われて搬送された。

現場を管轄する行徳署によると、遺体は着衣の状態などから総合的に判断し、松戸市で行方不明になっている朝芽さんとの関連性を判断するため、松戸署に搬送したという。

朝芽さんの捜索に協力してきたボランティアの人たちの間には動揺が広がった。

9月26日に朝芽さんの捜索に参加した松戸市の男性(56)は「早く見つかってほしいと思っていたが、もし遺体が朝芽さんだったらかわいそう」とつぶやいた。同27日に捜索に協力した市川市に住む男性(23)は「ただただ心配。朝芽さんの無事を祈ることしかできない」と話した。

子供とみられる遺体発見の江戸川河川敷、一時騒然

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