ペーボ氏「ジョークだと思った」 ノーベル医学・生理学賞、一夜明け会見

スバンテ・ペーボ教授(共同)
スバンテ・ペーボ教授(共同)

2022年のノーベル医学・生理学賞に輝いた独マックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ博士(67)は4日、客員教授を務める沖縄科学技術大学院大(OIST)のオンライン記者会見に独ライプチヒの自宅から出席。「(受賞の連絡は)ジョークだと思った。まだ完全に受け止め切れていないが、うれしく思っている」と、吉報から一夜明けての気持ちを語った。

ノーベル賞決定の連絡があったのはドイツ時間の午前9時前。「ちょうど、10歳の娘を学校に連れて行こうと自宅を出ようとしたとき、電話がかかってきた」という。「誰かがノーベル賞の委員会のふりをしたジョークではないか」と思ったが、本物の連絡と分かると「遅くまで寝られなかった」と笑顔で振り返った。

その上で「ドイツだけでなく、沖縄のOISTの資源も活用して長期的に研究ができたおかげだ。大変ありがたかった」と感謝。今後の研究では「現代の人間がネアンデルタール人から分かれたとき、どんな変化が起きたかをさらに詳しく調べたい」と意欲を語った。

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