永瀬王座が防衛に成功、4連覇達成

王座戦第4局を制し、対戦成績3勝1敗で王座4連覇を達成した永瀬拓矢王座=4日、神奈川県秦野市
王座戦第4局を制し、対戦成績3勝1敗で王座4連覇を達成した永瀬拓矢王座=4日、神奈川県秦野市

将棋の永瀬拓矢王座(30)に豊島将之九段(32)が挑戦している第70期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)の第4局が4日、神奈川県秦野市で指され、後手の永瀬王座が184手で勝ち、対戦成績3勝1敗で防衛に成功、4連覇を達成した。

永瀬王座は獲得タイトルを通算5期とした。永瀬王座は来期、王座連続5期獲得で得られる永世称号「名誉王座」に挑む。

一方、敗れた豊島九段は初の王座獲得での無冠返上はならなかった。

終局後、永瀬王座は「かなり神経を使う将棋で自信がないと思って指していた」と、本局を振り返った。今シリーズを「全局が角換わりのシリーズで、いろいろな形を指せた」と総括した上で、4連覇については「1局目は準備不足で厳しいと思って指していた。それでも苦しくなってからも頑張れることがあって好転した」と、安堵(あんど)した様子だった。

一方、豊島九段は「仕掛けが無理気味だった。基本的に苦しい時間が長かった」と本局を振り返った。タイトル奪取がならなかったことについては「(今シリーズは)内容が悪くなってしまった。もう少し良い将棋が指せればと思うが、実力不足だった」と語った。

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