覚醒剤事件で無罪判決 埼玉、所持認識ない可能性

さいたま地裁
さいたま地裁

覚醒剤取締法違反罪に問われた女性被告にさいたま地裁は4日、覚醒剤の所持や使用を認識していなかった可能性があるとして、無罪の判決を言い渡した。懲役4年6月を求刑されていた。弁護側は、同居男性が被告の飲食物に入れて摂取させたなどと主張していた。

判決などによると、被告は令和2年12月、任意同行された埼玉県警春日部署で覚醒剤約1・7グラムを所持したなどとして逮捕、起訴された。

判決理由で一場修子裁判官は「恋愛感情のもつれなどから、男性が無断で覚醒剤を摂取させたり、バッグに入れたりした可能性がある」と述べ、被告に認識があったとするには合理的疑いが残ると判断した。

さいたま地検の原山和高次席検事は「判決内容を精査し、適切に対処したい」とコメントした。

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