「欲望という名の電車」文学座が35年ぶり公演

「欲望という名の電車」の稽古風景(文学座提供、宮川舞子撮影)
「欲望という名の電車」の稽古風景(文学座提供、宮川舞子撮影)

文学座公演「欲望という名の電車」(テネシー・ウィリアムズ作)が29日から東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演される。

本作は昭和22年にブロードウェーで初演、28年に文学座で日本初演された。その時に主人公のブランチを演じたのが昭和を代表する大女優、杉村春子。以降、上演回数は594回に達し、文学座にとっては伝説的な演目だ。今回、文学座としては35年ぶりの上演となる。

米南部の大農園で育ち、上流階級出身のブランチ。彼女はある日、故郷を離れてニューオーリンズに住む妹とその夫、スタンリーが住む貧しいアパートに身を寄せる。粗野なスタンリーと気位の高いブランチはそりが合わず反発し合う。

演出は高橋正徳。ブランチ役は山本郁子、スタンリー役は鍛治直人。11月6日まで。問い合わせは文学座、03・3351・7265。

(水沼啓子)

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