EU、ウクライナ兵士1万5千人訓練へ 領土奪還へ攻勢

ブリュッセルの欧州連合(EU)本部に掲げられた旗=2020年8月(ロイター=共同)
ブリュッセルの欧州連合(EU)本部に掲げられた旗=2020年8月(ロイター=共同)

ドイツ有力誌「シュピーゲル」は3日、ロシアが侵攻するウクライナへの軍事支援で、欧州連合(EU)加盟国が最大1万5千人のウクライナ兵に同国外で訓練を実施することで合意したと報じた。ウクライナに隣接するポーランドに訓練に関する本部を設置し、早期実施を目指す。来週ブリュッセルで詳細を協議し、17日のEU外相理事会で決定する見通し。

EUは8月下旬に開いた非公式の国防相会合で、訓練の検討に入ることで合意。一部加盟国に慎重な意見もあったが、その後にロシアがウクライナ東部・南部4州の併合を宣言して状況が大きく動いた。ウクライナは領土奪還を目指して攻勢を強める構え。EUは戦闘のさらなる長期化をにらみ、ウクライナ兵の能力向上を支援する仕組みを整えるとみられる。

同誌によると、1カ所で大規模な訓練を実施するのはロシアによるスパイ行為や攻撃の恐れが増すため、各国に分散する方向という。(共同)

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