元高校横綱、傷害で有罪 同僚に熱いスプーン当てる

鳥取県職員の同僚だった男性(26)の腹部に熱したスプーンを押し付けるなど暴行を加え、けがを負わせたとして傷害罪に問われた県スポーツ課の元職員佐々木耕大被告(29)=退職=に、鳥取地裁は4日、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑懲役3年6月)の判決を言い渡した。

県などによると、佐々木被告は鳥取城北高の相撲部時代に全国高校総体(インターハイ)の相撲個人で優勝した「高校横綱」。大学時代に所属していた相撲部では男性の先輩だった。

判決理由で多田裕一裁判官は「被告は相撲部の先輩、後輩関係を背景に男性に日常的に暴行していた」と認定し「男性の苦痛は大きく悪質な犯行」と述べた。約80万円の被害弁償を申し出て反省の態度を示していることから執行猶予を付けた。

判決によると、鳥取市内の男性の自宅で昨年10月、熱したスプーンを男性の腹部に押し当て約1カ月のやけどを負わせた。昨年12月にも男性宅で扇風機の電気コードを男性の顔に打ち付け、約3カ月の重傷を負わせた。

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