塩野義コロナ飲み薬 低所得国に提供へ 承認前提

塩野義製薬の国内工場で生産されている新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ」(同社提供)
塩野義製薬の国内工場で生産されている新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ」(同社提供)

新型コロナウイルスの飲み薬「ゾコーバ」を開発中の塩野義製薬は4日、スイスに本部を置く公衆衛生機関「医薬品特許プール(MPP)」との間で、ゾコーバを低中所得国に広く提供するためのライセンス契約を締結したと発表した。日本など規制当局での薬事承認が前提となる。

MPPがジェネリック医薬品(後発薬)メーカーにゾコーバの生産・供給のサブライセンスを与えることで、117カ国に供給することが可能になる。塩野義は世界保健機関(WHO)が新型コロナの感染拡大について緊急事態を宣言している期間、契約の対象国での売り上げに対する特許権料を放棄する。

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