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産經抄

10月4日

サッカー場の内外で騒ぎを起こす熱狂的なファンを「フーリガン」と呼ぶ。サッカーというスポーツと同様に、英国で生まれた言葉である。19世紀のロンドンの下町で、乱暴狼藉(ろうぜき)をはたらいていた「フーリハン」という人物に由来するといわれる。

▼1970年代の後半になると、交通機関の発達により、英国のフーリガンが海外に遠征するようになる。刺激を受けた各国の一部のサポーターもフーリガン化していく。1985年5月にベルギーのブリュッセルで開催された欧州チャンピオンズカップ決勝では、英国のフーリガンの大暴れにより、39人の観客の命が失われた。スタジアムの名前から「ヘイゼルの悲劇」と名付けられた。

▼今回の悲劇の舞台となったのは、インドネシア東ジャワ州マランのサッカー場である。ライバルチーム同士の試合は、日本人選手のゴールが決勝点となった。試合後、敗れたチームのサポーターが暴徒化してピッチになだれ込んだ。死者の数は120人を超えている。

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