対空レーダー、比移転へ教育開始 浜田防衛相

記者会見する浜田防衛相=3日午前、防衛省
記者会見する浜田防衛相=3日午前、防衛省

浜田靖一防衛相は3日の記者会見で、フィリピンへ移転する防空レーダーの1基目の製造が完了し、同国空軍の要員に対する教育を開始すると発表した。

移転するレーダーは接近する敵のミサイルや航空機を地上から感知する警戒管制レーダー。1基目の完成を受け、4日から航空自衛隊教育課程に比空軍の要員を受け入れ、レーダーに関する教育を行う。

浜田氏は会見で「フィリピンは共通の理念と目標を有する戦略的パートナーであり、防衛装備協力を推進することはわが国および地域の平和と安定の確保においても重要」と述べた。

令和2年に三菱電機とフィリピン政府との間で防空レーダー4基を約1億ドルで輸出する契約が成立。平成26年、防衛装備品の海外輸出拡大を目指して「防衛装備移転三原則」を決定して以来、完成品の輸出は初めてとなる。

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